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第一コマでは、強い蹴りを成立させるための身体の使い方と、十種類の下段回し蹴りについて学んだ。 しかし、十種類の蹴りを覚えたからといって、それだけで組手の中で使えるようになるわけではない。 実際の組手では、相手はミットのように一定の場所に止まってくれない。 前へ出る、後ろへ下がる、構えを変える、体重を前足へ乗せる、足を引く、こちらの動きを見て距離を変える。そのため、同じ下段回し蹴りを毎回同じ形で使おうとしても、距離が変われば適切な接触部位や角度も変わってしまう。 例えば、背足で太ももを狙おうとしていたにもかかわらず、…
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